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価格: ¥ 1,760
ショップ: 楽天ブックス

三浦しをん先生のエッセイが好きなんですよ。 しかし、今日の気分はこんなテンションではなかった。 というか、BAILAでエッセイ書いていただなんて知らなかった! おしゃれ雑誌じゃないですか。わたしには縁のない世界すぎてずるいわー 気分よく、テンションも高めの時にもう一度読み返したい。

SNSで紹介されて気になったので読んでみました。
自分が経験した分野、結婚・赤ちゃん・育休に関しては、そのとおりよね〜!という内容です。
自分の体験に対して、データによる裏付けがされたという感じですね。

この著書の中でわたしが全くしたことがなくて新鮮だったのは男性の育休と共同親権についてですね。
男性の育休については各国で研究が進んでおらず、これだけの効果がありますよ!という研究結果はいまだに出ていないそうです。
しかし、日本の男性の育休制度というのは世界2位の充実度であるにもかかわらず、取得率が極端に低いという結果が出ているようです。
取得率の低さは実感がわきますが、そんなに充実していたとは知りませんでしたね。
男性でも1年の休みを取ることができ、67%の手当てが出るのになぜでしょうね。
だからといって男性が育休を当たり前にとると企業は実働部隊がいなくなって失速してしまう可能性がありますね。だいたい、子供がいる年齢の人は管理職よりも実働部隊に多いですし。

DVとの兼ね合いで話題の共同親権については、海外でいくつかの研究がなされているようです。
実際、共同親権が導入されると離婚後の養育費の支払い率が上昇するそうで、子供にとってはプラスの効果がみられるそうです。
逆に、婚姻中では子供への支出が抑えられ、母親の就業率が高まるそうで、子供にとってはマイナスの効果がみられるとのこと。
家庭内での妻の力が強いと子供への支出が増え、夫の力が強いと子供への支出が減り、夫自身への支出が増えるのだそうで、男ってやつはー!という結果が出ていますね。

データと合わせてみるのが面白い1冊でした。

内容としては『未来の年表』と似たようなものです。
が、こちらのほうが人口減少した結果、日本はこのような状態になるという机上の話ではないのが面白いです。

わたしは夕張市が財政破綻したというニュースをリアルタイムで聞いたことのある年齢です。
その夕張の現在の姿を知ることができたという意味で、この本はとても価値のある1冊だったと思います。
地方創生の名のもとに、全国各地が繁栄しましょうというのは、人口が減少していくといわれている今、無理なのですよね。
コンパクトシティが求められているのは重々承知しているものの、何代にもわたって同じ土地に住んでいる人には決断が難しいことだろうと簡単に想像がつきます。
しかし、それを支えるだけの行政サービスはもはやできないというのもわかる。
健康寿命を終えてからも健康で文化的な生活を山でおくろうというのは無理があるのですよね。
というのを都心で言っても駄目ですね!!

ほかにも人口が減っていく中でどのようにしてその地域が生き残るかという取り組みをしている自治体に取材しており、30年後の東京も参考になることでしょう。
まあ、子供もっと産んでよ。というジジババたちはサクッと死んでよ!ばか!と思わないでもないです。
子供はねぇ、ジジババの世話するために産まれて生きるわけじゃないんだから!!

ポケモンが流行っていた昔に出された本をPokemon GOのアプリリリースに伴い加筆修正した本だそうです。
だって、ポケモンが150匹しかいない!今はその倍以上もいるというのに!

神話学と銘打たれている割には、心理学という側面のほうが強い上に、ポケモンにまつわる話がとても少ない。
半分くらいいったところでやっとポケモンと自身の唱える神話学とがリンクし始めるので、ポケモン…?と疑問符が乱立。
昔の本を読んだことがあるならば、別に読まなくてもよいと思う本ですし、神話的な要素を求めているなら残念な内容になっています。
わたしは神話的な話なのかなーと思っていたので、期待外れでした。

でも、ポケモンは大好きですよ!

30代後半男性による妊娠出産育児のエッセイ。
デキ婚する人ってなんだってこんなにサクっと妊娠していくのでしょうね。不思議。

男性にとっては妊娠出産は完全な他人事なので、その時どのように考えていたのかというのを知れるのは面白いですね。
とはいえ、個人差がある。
内診台に乗るパートナーを想像してAVであんなことに使われていたあれに!と思ったり、エコーのために使うジェルをぶっかけると表現したり、妊娠中の女性に対するお下品な表現が気になるところ。
というのを夫に話したら、元々エッチが好きな人なんだろうと。
自分のパートナーがこんな人じゃなくて良かったな…と思うと同時に、男性の半数くらいはこんなならば、妊婦に対する風当たりが強くても仕方なさそうだと思いましたよね。

しかし、これも子供が生まれて半年くらい経つとそのような下品な表現も鳴りを潜め、子供と妻が大事なお父さん!という風に変化していくのも面白いですね。
授乳中の妻に対して、そのおっぱい自分も…というセックスに対するバイタイリティは変化ないのでビックリなんですが。
数ある夫婦のうちの1パターンとして読んでみるのは面白いと思います。
我が家とは絶対合わないー!と思うところもあるし、そのスタンスは気が合うというところもあります。

乳児をベビーモニターで確認しながら、近所のお店で外食というのは、我が家では絶対無理ー!!!!

女性限定、お仕事インタビューエッセイ。
スペシャリストへ話を聞いてみたいということから始まった企画だそうです。
染色家とかニッチでコアな人へのインタビューなんて、いっだいだれが喜ぶの?人選が素晴らしくて疑問と尊敬がやみません。
どの職業も熱意をもって務めていらっしゃるー!と思いきや、意外に流れに乗っただけとかもあり、人が仕事を選ぶときは運とめぐり合わせなのかもしれないですね。
わたしも何となくで今の職業についていますからね。

染色家の方の反物、青山にある呉服屋さんで取り扱っているそうで、見てくればよかったー!という思いでいっぱいです。

博物館のエッセイ。
こんな博物館があるのかー!という発見と合わせて面白いですね。
わたしはこの中だと、メガネの博物館とボタンの博物館が気になります。
美術館と違って、企画展なども少ないし、広告もあまり打ってくれないので、こういう本は貴重ですね。
どう考えたって貴重な展示ばかりなのに、こんなに存在感が薄いなんて!なんてもったいないの!

我が家では仮面ライダーも見られているので、石ノ森博物館も胸アツですね。
いつか仙台方面に行くことがあったらのぞいてみたい場所です。

保管も気になる博物館を見つけるのに一役買ってくれそうなので一度読んでみると良いですね。

昔話に登場するヤバイ女の子特集の本。
何をもってヤバイとするかは、現代の価値観から見て、この行動はヤバイでしょ!というもの。
その話が生まれたころの常識では当たり前だったかもしれないけれど、というのが前提です。
そして、過去の常識にとらわれず、現代にこのように生きて才能を伸ばしてくれただよかったのにー!という内容になっています。

昔話に新たな切り口を与えてくれる面白い本だと思います。
ひとつひとつのお話へ、もっと深い切り込みが欲しかったとも思いますが、片隅に追いやられがちなキャラクターへの光の当て方が面白いので良いのかもしれません。
昔話への新たな切り口といえば、auのCMの三太郎シリーズに共通するものがあるかもしれませんね。
また違った角度から昔話の世界へ行ってみませんか?

我が子以外はそんなに可愛いと思えないわたしでも、子供を殴って殺すとか、放置して殺すとかは想像できませんね。
我が子はほっぺに毎日チュッチュしても飽きないくらいですよ。

虐待を類型別に書かれており、虐待に心中が含まれるというのに衝撃を受けました。なるほど、これもか!
虐待の中で目を引くのが、しつけのつもりで殴り殺してしまったりするアレですね。DVとか身体的虐待というやつです。
あとはネグレクト。
本を読みながら、教育と手段の拡大で死亡数を減らせそうなのは0歳児の虐待死なんだろうと思いました。
産後すぐに遺棄するのは、未婚若年層に多いとのことなので、妊娠の知識と避妊の手段拡大はかなり有効そうだと思いませんか?
また実父による乳児の虐待死は男性へも育児の教育、参加が有効だと思います。
今の時代、子供と成人は隔絶されており、公共交通機関などでも乳幼児は歓迎されない存在です。
だからこそ、教育と避妊手段の拡大は無用な妊娠出産、育児を防ぐ効果があると思います。

わたしは知識が足りないので、1歳以上の身体的虐待やネグレクトはどうやって発見し、防止したら良いのかわかりませんでした。
ネグレクトはフランスに倣い3歳全入のプレ小学校の導入で救いあげられる範囲が広がりそうだとは思えましたが、そのシステムの構築方法がわからないのです。
DV系は特に深刻だな〜と思ってはいますが、方法が全く思いつかないのです。

とりあえず、わたしはわたしの子供を大事大事に育てていくしかないのでしょうね。

いやいやいやいや、今時そんな人いるー?いないでしょー!というような事例にあふれていました。
とはいえ、そのように考える人が身近にいないだけであって、存在しているんでしょうね、恐ろしい。

セクハラの多くに言えることは、上司・取引先の娘・息子に対してはできない・言えないことはしない。の一言に尽きるのだろうと思いました。
あとはその場でサラッと流して大事にしてあげなかったんだぞ!と思っていてもグイグイ来る人にはNO!と突きつけなければいけないのだという事実ですね。
誰かのプライドや評判が傷ついたとしても、自分が心を病まないことのほうが大事。
まあ、言うより転職とかしてしまった穂が安全で早いな、とも思います。

個人的には性犯罪系は去勢して良いと思います。


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