懐かしくなったので借りてきてしまいました。
恩田陸の小説の中では、このシリーズが好きなのです。
『麦の海に沈む果実』、『黄昏の百合の骨』、『三月は深き紅の淵を』。それより先は、全て読んでいるわけではないので、続きがあっても存在を知らないのですけれど、これがなぜだか好きなのです。
他にもシリーズがたくさんあるのは知っているんですけど、どうしてでしょうね。わたしにもわかりません、ただ、昔に、これは好きだと思ったのです。
直感です。
そして、それはわたしにとって絶対です。
直感が好きだと告げるものは、他の追随を許さない、特別なのです。
実際、こんなに恐ろしい学校があってなるものかと思いますが、それでも憧れますよね。他にはない、特別な学校。そこに入れる、特別なわたしというもの。
学園モノの永遠の定番だと思うのですよね。
好きですよ、もちろん、当然に。理瀬(この名前が一発変換とは恐れ入りましたよ、我がパソコン)も好きですが、一等好きなのはヨハンなんですよ、うふふ。
確か、『黄昏の百合の骨』では兄二人のどっちかだったような…
というか、いつも思うんですが、恩田陸といい辻村深月といい、作品によってはミステリなのにオチがSFってなんだか納得が出来ないのですよね。それが出来きたらミステリの意味ないよー!
『ぼくのメジャースプーン』→『名前探しの放課後』にかかるSF要素の使い方は上手いと思いましたけど。高畑京一郎の『タイムリープ』に似たノリも感じますしね。
で、再読の結果、『黄昏の百合の骨』が猛烈に読みたくなりました。
次に図書館に行ったらば、欠かさず借りてこようと思う次第です。
私はミステリをあまり読まないので最後SFに持ってかれちゃっても全然気にならないんだけど、でもそうかミステリ好む人からすると確かに気持ち悪そうだ
恩田陸は結構新刊チェックしてるけど、続きはまだ出てないんじゃないかな。読みたいんだけどねー
ちなみに青に捧げる悪夢だったかアンソロにヨハンの話があって、あと黄昏は花じゃなくて骨だったはずw
読んでるかもしれないけど勝手なイメージとして、恩田陸は蛇行する川のほとりも好きそう。あくまで印象でね(笑)