葵ルート上にあるという志郎イベントを出して、葵の重要イベントの穴埋め。
ついでに、彰をたくさん見て、ぼろぼろ泣きたくなる。兄様もそうだけれど、憎んでいると盛大に言った後、無事でよかったといわれると苦しい。彰にいたっては<<魔>>を憎憎しげに見ながら、鴇葉の方に<<魔>>が行ったからと血相を変えて走ってきて、無理をするなといってくれる。同じなのに、優しくしてくれる(利用しているとも言うけど、微妙に何かが違う気がする)(志郎と藍の違いみたいな感じだ)
彰もだけれど、葵も『何かあれば、どんな些細なことでも 私に言ってくれ』という優しさが痛いなぁ…優しい人ほど苦しい。滝原だと遠く無い先に、敵対、もしくは兄様による鉄槌が下るもの。
あ、彰ー!!遠く、記憶の彼方の時代に向かって叫んでやりたい。葵同様、素で兄様より真っ当にカッコいいぞー!(兄様は粘着質で、変態で、どうしようもない方だから)
兄様の終末を全て出すことで見られる+αで結構、それぞれのエンディングのその後がわかるのだけど、葵だけはよくわからない。
滝原に伝わる剣は鴇葉そのものだから、兄様を傷つけることは出来ても、本体である鴇葉には害を為さず、一体化したと考えて、兄様自身は自らに転生の法を行っていたのかしら?それとも、傷を癒す為だけに姿を隠したのかしら?『あの子に手がかかるというのも悪くない』って言うのだけでは、ヒントが足りない…
志郎では、半ば藍の記憶を有している志郎を真赭が殺すの厭うただけで、兄様はヤる気満々でしたね。耀も同様に、殺すと述べた辺り、幸福は短いな…。
宗は裏八尋から<<烏>>経由で一族側へ引き渡されるし、芳樹だと自ら喰らうか、一族に帰るかの二択。蘇芳は、まあ、バッドしかないから。兄弟にしたのは兄様の嫌がらせってことですかね。
一族側の場合、兄様がえらく余裕なんですが、自分達の寿命を考えて、恋愛感情以外でも側にいられるんならいいや、とか、そのうち無理が生じて帰ってくると思っている辺りすごい。
桧垣ルートじゃ、桧垣さえ変われば帰ってこないような気もするけどねぇ…鹿央ルートは鹿央の胃に穴が開きそうだ(鞘霞よりも弱いらしいからね)
隼人は、うん。きっと兄様がしばらくは見逃してくれるから、ネ。
藍だけは全く余裕が無い。これは、緋之女家の出身の執着心かしら?真赭然り、兄様然り、独占欲と言うよりも執着の仕方が恐ろしい。何もかも捨ててそれだけだし、その傾向は藍にも見られるから余裕がなくて当然かしら?