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うつくしい子ども
うつくしい子ども


実を言うと、わたしが石田衣良に興味を持ったのはこの本からです。なぜなら、文芸春秋から出ていた文庫の表紙が少年だったから。しかも、可愛かったから。です。
更に言うなら、タイトルが「うつくしい子ども」だったからです。
ちょっと、察しが良かったらきっと分かる。ウォークマン聞きながらウロウロしていたんですが、選曲がLiberaだったのですよ。Libera…!(春の来日コンサートはいけなかったorz)
ようは、単純に少年つながりで興味を持ったわけです。


出だしは数ページで、ミキオと山崎の視点の切り替えがあってしんどかったんですが、後半はそうでもなく。流石に、話が膨らんでくるから、そんなにこまめに切り替えてられなかったんでしょうが、それくらいでいいと思います。
あんまり変えられると、どちらかのペースに乗ってきた頃に、ぶっつり途切れてやりにくい。
中学生にしては、誰も彼もが大人びているよね。と思ったけれど、こんなものですよねー

絶賛できるほどではないですが、悪い作品でもありません。
てゆーか、無双OROCHIが欲しくてたまらない・・・orz
大神もいいよね…ゲーム熱が来るか?

波のうえの魔術師
波のうえの魔術師


結構、勢いに任せて読んでいます。
池袋ウエストゲートパークを読んであとに、これだと少し弱い、と思います。想像していたよりもキャラが立っていないなぁと感じました。
舞台がどちらかというと相場なので、そちらのデータに気をとられて、肝心なキャラクターのほうが後についてくるような、そんな雰囲気です。ようは、株とかが良く分からなくて、理解しようとするあまり、キャラクターに感情移入できずに終わってしまったというわけです。

小塚のおじいさんの動機も、わりと分かりにくかったしね。白戸がマーケットにのめりこむ気持ちは分かっても、老人が銀行を相手にする理由が薄かったような気がする。
あれだけ、大掛かりなことをする割りに、うっすいなぁ…って。実際、人はそんなものなのかもしれないけれど、本当にキャラクターに感情移入できていなかったのだとつくづく思う。
でも、すごく良く調べて書いたというのだけは分かる。
もう少し、自分に株とかの知識があったら、キャラを好いてあげられたのかもしれないと思う。

次の予定は「うつくしい子供」

灰色のピーターパン―池袋ウエストゲートパーク〈6〉
灰色のピーターパン


サルと王様が出てくると、にっこりしちゃいます。
いいよ、二人が大好きだよ。出てこないと、正直がっかりしちゃってるよ。チラホラ現れては、にょっきり芽を出そうとするCP思考を根こそぎ除去しながら、出ている分は最期まで読みました。
マコトとサルと王様で、みんな楽しく池袋で遊んでいればいいのさ。


「反自殺クラブ」は重かったけれど、今回の話はアイタタタ!という感じだった。
特に「灰色のピーターパン」がね。
堂々と乙女ロードと書かれたときにはどうしようかと思った。午前中はオタク女の〜と書かれたときもどうしようかと思った。心が、心がとても痛い…!何故、男のオタクは許されて、女のオタクは許されないの!?秋葉原は良くて、何故、池袋はだめなの!?否定するくらいなら触れないで、そっとしておいて…orz
「電車男」が隠れ腐女子に与えた衝撃を忘れない。わたし、隠れていなかったけれど、親にばれたものね。
そんな感じで「池袋無許可ガーデン」のロリコン男の描写とかが、とてもアイタタタ!でした。普通の人はそんなこと思うわけないだろうがね。

あとは、矢張り最初ほどのインパクトはなくなったなぁと思う。
けれど、それでも、楽しいなぁと思う。キャラクターに愛着も湧いているしね。サルと王様が大好きだともー

次は何を読もうかな。

反自殺クラブ 池袋ウエストゲートパーク 5
反自殺クラブ


重い、今回の話はとても、重たい話だった。
後半の二つが重たくて仕方がなかった。「死にいたる玩具」と「反自殺クラブ」が非常に重たかった。訴えたいことはわかるのだけれど、重さは変わらなかった。
社会問題をゴリゴリと書くと、やっぱりこうなるんだろうな。と思いました。どんなにやわらかく、優しい感じで伝えようとしても、本質の重さが変わらないから、結局そのままなのだろうね。あれだ、質量保存の法則(笑)

「伝説の星」は面白いと思った。
スターがまぶしすぎてとても楽しかった。どれだけの苦難に陥っていたとしても、アレだけの度胸があれば何も怖くなさそうだ。
胸を張って高飛びし続けるといいよ。次はアジアから離れてヨーロッパかな?
いずれにせよ、もういっそ、逃げ切ってしまえ。

「スカウトマン・ブルース」は、そういう人も要るよね。うらやましいよね。と思った。
すごくすごく、羨ましいよねぇ。自然と人を惹きつけられる人。
しかし、まー王様の楽しそうなこと。清清しく体を動かすのが好きなんだね。殴ったり、蹴ってみたりとかいろいろ。
サルの出世っぷりも見ていると楽しい。いいよねー!お前が一番の出世頭だよ!


次は何にしようかな。
石田衣良の本だけ、いっぱい借りてきたから選び放題。

赤(ルージュ)・黒(ノワール)―池袋ウエストゲートパーク外伝
赤(ルージュ)・黒(ノワール)


やっぱりサルはいい男じゃないか。
外伝はサルがメインでした。これも、本編みたいに、小さな話を積み重ねていくものだとばかり思っていたら、趣向を変えて長編できました。
本編の一連のつながりも悪くないけれど、これはこれで新鮮ですね。IWGPに慣れてきてしまった神経に、これは新しい感覚になってくれました。これくらいの話でもいいよね。
てゆーか、アベケンかっこいいな…!おじいちゃんだけど、粋があっていい。
いいね、男の仕事場は、その人ががんばっているところでいいんだものね。ステテコ姿から一気に切り替わるのが、また魅力なんですよね!でも、二次における守備範囲は50代までだなぁ…
「亡国のイージス」の仙石萌えが、わたしの中での一番のおっさん萌え。行仙!行仙!


あとは、女性陣が潔くて立派です。正義の側に立つ女の人は、いつだって凛々しくて素敵なものと相場は決まっていますね。
アグネスがすげーよ、アグネスが。
タカシはここでも出てきましたが、王様の裁判っていつもやっているの?もはや、いなくてはならない、池袋の王様。やつは一体何をして稼いでいるんだ…
池袋のトラブルシューターは名前だけの特別出演でした。

次は「反自殺クラブ」です。
本編に返り咲き。どこまで続くのか、完結しているのか。まあ、この流れで行けば、明確な終わりのない話なのだろうと思いますが。

キタキタキタキタキタキタ!!
レナートとホルシードへの旅立ち!俺、絶対にレナートを捨てたりしないし、愛情を重たいなんて思ったりしないから、一緒に旅立つよ!セクハラだって、何だって許しちゃうよ!
だから、俺からもお前を愛する自由だけは奪わないで…!
てゆーか、ただ人にした責任をきっちりとっていただかないと。タンスの向こうに帰れないなら、一緒にいるよ。太陽の沈まない一日を一緒に過ごそう。
レナートと同じ意味の好きじゃないかもしれないけどさ、アーテシュリングに誓うよ。ここまできたら、一緒にいる。いつか未来で、愛しているといえるようになっていたらいい。お前のように切る髪はないし、それでもいいというならば。
ポチポチと、久々にレナ主サイトを探しています。
萌え(´▽`)


同時攻略のお供は、アレク、ルツ、シグルド、イヴァンまでがんばってみました。
が、イヴァンは以前と変わらない攻略方法だったのだけれど、イベント達成率が伸びずにED3になりました。おかしいな…orz
彼はきっとイベントが増えたんだろうな。出世だね、イヴァン。

アレクとルツは以前と変わりませんでした。
でも、ルツは気が付いたら、イベント達成率が106%もあります。100%突破ってどんだけ!?一体何が増えたのやら…可愛い子は大好きだし、いっぱい触りたいし、ルツがにっこり笑っているのを見ると、種族なんて関係ないと思うからいいの。
現代で魔徒のルツがどうやって生きていくのか、とてもとても不思議に思うのは、そっと横に置いておこう。
アレクはイベント達成率が75%くらいだったかな?以前もこれくらいで、ベストエンディングを迎えられていました。この差は一体なんだろうか。


一番おかしいと思ったのは、イベント達成率107%をたたき出したシグルド。
ベストエンディングだ、やった!と思っていたのに、ED2でした。お、お持ち帰りエンディングだとばっかり思っていたんですけれども・・・?
帰ってもシグルドが押し倒すという、むっつりさんだったはずなんですけど?
なーにを、騎士らしく跪いて、俺だけを現代に返す!?剣なんていらない、お前の立派な志なんて、どーでもいいとは言わないけれど、ちょっとくらい忘れて俺にお持ち帰りされてよ!
しんじられーん!!!

も、もう一回挑戦の前に、オーヴァードクロックでエンディング追加されたキャラを探すよ。
二見?ツッチー?肇?個人的には肇がいい。


電子の星 池袋ウエストゲートパークIV
電子の星


快調なペースですね。一日一冊を実行中です。それ以上のペースにすると、読む本がなくなってしまう…
やっぱり、最初に読んだときよりも、インパクトが薄くなってきたような気がします。淡々と、同じペースで進んでいるのはとても良いことなのですが、一気に読んでいると、単調さがつまらなさに変化しそうで恐ろしいです。
悪い本じゃないし、すらすら読める、あまり本を読まない人でも楽しめるものだと分かるのだけれど、やはり一気はいけない。一気は。
水戸さんも癖を見つけて、それさえあれば、きっと見極められる。ヤっちゃう時の表現が面白いくらいに一緒なのです。


「電子の星」のSMショーはこなかった。周囲にS寄りだと言われても、流石に、そこまで楽しむ趣味はない。常人の範囲でよかったな!と思いました。ええ、血がだめなんですよ。
猩々緋とかなら大丈夫だけれど、深みのある、人の静脈から流れ出るような赤がだめ。動脈から出た血を見たことは一度もないから判断しかねるけれど。

この巻で、マコトたちは20歳で正しいかしら?21歳でもいいけれど。
零崎軋識、32歳の衝撃に比べれば、どんな年齢でも驚くには値しないっちゃ(大将…!)

骨音 池袋ウエストゲートパーク3
骨音


ゆっくり確実の一日一冊ペースです。
一日に全部読んじゃもったいないような気がして、更に言うなら、読み終えて何も読むものがなくなるのが怖くて、すぐに全部なんて読めやしない。
でも、無性に欲しくて欲しくてたまらないのが、補給期間というものです。別に、BLに関してのみ発動する病ではないのですよ、これ。一定周期を経て、ずっとぐるぐると巡る病なのですよ。
今は、活字。ごくごくまっとうな小説がひたすら欲しい。そんな補給期間です。


骨を響く音というのはいまいち、想像ができないんですが、石と石をぶつけたような音だと思えばいいんでしょうか。高い、硬質な音。奥歯が痒くなるような黒板の音を思い出して慄いてしまいますよ。
タカシはGボーイズを隠居していなかったです。彼は一体、いつまで王様なんだろうか。てゆーか、平民だった時代があるのか、キング。

香緒はすごいいじらしくて、女の子で、可愛かった。
マコトじゃなくって、タカシに目が留まるあたり、女の子だ(笑)マコトに目が留まったら、それは男らしい思考とでも言えばいいんだろうかね。
ストリートファイトのくだりは面白かった。というか、大満足だった。好きなキャラがそろって、わいわい騒いで楽しそうなのは、読み手としてとても楽しい。

嬉しいことに、続きがまだまだ手元にあるので読みます。
しかし、一番最初に感じられた、鮮烈な面白みはくすんだような気がする。いつまでも、新鮮なものはないというべきか、二番煎じになりつつあるのか。話自体は悪くないのだけれど、ダラダラと続けられるのも嫌かもしれない。

本日の収穫は、図書館にて得てきた、予想外に多い図書。計6冊くらい?
「灰色のピーターパン」まで一気に駆けていくよ。あと、三日。

少年計数機―池袋ウエストゲートパーク〈2〉
少年計数機


見たことは一度もないのだけれど、きっと「アンフェア」とか「ひぐらしの鳴く頃に」って、きっとこういう構成だったんだろうな。
一冊に付き、三つの話。それを踏まえたうえで、大きなラストの一話。じゅんじゅんに積み重ねられて、最終的に形を成す話は好きです。とても好きです。
ただ、連続して3冊読んだからか、癖が見えてきました。一度、小休止を入れないと、飽きる可能性が非常に高いんですが…第二の水戸さん現象が置きかねません(読みすぎて食傷)
とりあえず、今、図書館に予約取り置きをしている分は全部読みます(10冊くらいあるよ)


意外にいい味出しているんじゃないかな、キャラクター・ミナガワには早々に消えられ、ヒロトが出ると期待をこめたら、その親父が現れ、大学に言ったマサも現れず。
タカシは隠居するんだろうか。気になるなら、次の巻を読めばいい話ですね。幸い、ちょうど手元にあるのです。
読む本が途切れたら「いつか王子駅で」を読もう。
今は、BLもゲームも漫画もいらない。ただただ、活字があればいいなぁ
埋もれているこの感じが、きっと何よりいい。

池袋ウエストゲートパーク
池袋ウエストゲートパーク


本を読むときは、いつだってBGM以外の全てを除去です。ケータイも、テレビもいらない。クラシック並の音楽を聴きながら、ゆったりと、与えられた世界に漂うのがすごく好きです。
絵や写真と一緒で、フレームの中に作者の心が見えるって、すごい素敵なことだと思う。


ドラマのIWGPは昔、昔に見た記憶があります。楽しかった記憶もあります。
でも、原作ってこんなに楽しかったんだ。クドカンの作ったドラマより楽しいと思うよ。やっぱり、原作とドラマは違うね。ドラマだって、所詮、二次創作だよ。
淡々とした書き口はすごく好みです。きっと、わたしもそういう書き手だから(ブログや日記は除外)、熱い語りは付いていけないんだろうなぁ…
とりあず、「アキハバラ@DEEP」よりも、楽しかったと思う。はっきりと白黒分かっていて、勧善懲悪の話もよいけれど、それは時代劇だけでお腹いっぱいになれるしね。
読むなら、もっと奥底に燻るような、何かがあるやつ。
読み終わった後に、ずっしりと心に重みを残せるやつ。

永嶋恵美以来、久々のヒットなのでこのまま全制覇します。
図書館に通うぞー全部読みきるまで、きっとほかは何もいらない。活字があるだけで、何もかもが満足できると思う。


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