西の善き魔女外伝〈1〉金の糸紡げば
本当にもう、楽しくって仕方ないな…!
図書館に赴いたんですが、ものの見事にすれ違いで貸し出し中に変化されました。悔しいので、残っていた外伝から、そちらから。
でも、読んだら我慢が利かなくなったので、まずは古本屋を放浪して売っていないか探します。なかったら仕方ない、普通に全部買おうじゃないか。この際、勾玉三部作から、『これは王国の鍵』まで全部。『樹上のゆりかご』だけは、どこかに売っているという気がしない…orz
外伝1では、フィリエルとルーンがセラフィールドにいた頃の話。二人の出会いの話と、彼らが時を隔てて帰ってきてからの話。
昔のルーンが数字しかしゃべらないという驚異に、今も慣れません。でも、天真爛漫というか、無謀というか、猪突猛進なフィリエルは昔から変わっていなくて安心します。
やっぱり、彼女はこうでなくてはいけないわ。
セラフィールドのフィリエルが、グラールのフィリエルと変わったとしても、矢張り、彼女は夏の荒野が似合う彼女でいて欲しい。
燦々と煌く太陽の下で、笑顔を向けてくれる子でいて欲しいわ。
そのためにこそ、ルーンが努力を惜しまないのだからね。てゆーか、こんな出会いの頃からフィリエルしかいなかったんだね、ルーンには。尚更に可愛いな…!
犬が怖かったり、馬車が怖かったり、年男が怖かったり。
言葉が拙いほど、そこから発せられる言葉が恥ずかしくてたまらないのは、どうしてでしょうね。
フィリエルはセラフィールド。すげぇ、殺し文句だと思うよ。
アマゾンでチラと見た桃川さんの作画は、見事な少女マンガでした。牛島さん(思い出したんですよ)のイラストを思い出せば、どっこいどっこいなのかもしれませんが、眼鏡がないルーンはルーンじゃありません。
最初は博士の、次はフィリエルの眼鏡をかけているルーンしか思い出せない。伊達眼鏡…!(萌え要素の結晶ですよ、ルーン)
でも、6巻?のはだけっぷりは、ジ●ニーズもびっくりでしょう。呆然とします。あの子は黒尽くめ。フィリエルと並び立つ対ですよ。
いつか、悪魔がいないところで、あんなことやこんなことが出来ればいいと思う。
あ、1巻での『ユーナにおめでとうを伝えに』って、可愛くてたまんないと思うんですが、あれはディー博士にとってのユーナ、ルーンにとってのユーナどちらだったのだろうね。
どっちにしろ可愛いのは変わらない。