参りました、普通に楽しかったです。
最初から最後まで、一気に読み上げました。勢いに乗ってぐんぐん進むんですよね。
読み出したら続きが気になって、ドラマも見ないで、湯船でも読みながら、最後まで行きました。
いやーやっぱり、小説はこういう勢いが突然あったりするからたまりませんね!やめられん!
最近の適当セレクトの中では一番のヒットといって過言ないでしょう。とりあえず、この作者の本は出ている分だけ全部読もう。そう思いました。
楽しい人は、貪りますよ。
さて、この小説、作者は『辻村深月』といいます。
小説中のキャラクターにも同名がいます。ミステリなので、この犯人は…!!という点で、わたしはてっきり作者と同名の『辻村深月』だと思っていました。
小説の中にあって、小説の外にも存在するものとして、『閉じ込めた』犯人だと思っていました。ですが、違いましたねー。
『解決編』の手前、犯人は誰でしょうと振られたとき、だから、深月だと思っていたのにね。
まあ、良い意味でも裏切りは嬉しいことです。
8人それぞれのバックグラウンドもしっかりとしていたし、読んでいた楽しかったのは良い。
なんとなく、鷹野と深月はあの後、付き合ったのか否か気になります。
昔は彼女だったのでしょう?『ヒロくん』が鷹野なら、『みーちゃん』は深月で、買ったリングは大学生の頃にしていたようだしね。
いや、それにしても、わたしは今でも、菅原は憎憎しいと思っています。あの演出ないわ…憎たらしいぜ!
本当にもう、リカと菅原くっついちゃえば良かったのに!景子じゃないけど、応援したよ!できるものなら!