プラネット・ラダー 1 (1) (クリムゾンコミック)
なるしま ゆり
漫画が読みたくなって、奥のほうから引っ張り出してきました。
これは、完結記念同人誌まで持ってるよ、わたし(笑)
『少年魔法士』も好きだけれど、『プラネットラダー』も好き。たぶん、なるしまさんの間が好き。言葉と言葉の間の。
時々、同人活動じゃなくて、本業頑張ってよ…!と思うときもあるけど、それでも、やっぱり、なるしま作品が好き。『鉄壱智』はまだ買ってないけれど、どれも楽しいから好き。
周りから、小難しいと言われることが多くても、わたしは嫌いじゃない。言葉じゃなくて、なんとなくフィーリングで感じ取れるから満足できる。伝えたいことは、きっとわかってる。
セーウがどうしてルナーの主かなんて、文字として表現するなんて馬鹿らしいでしょう?それと同じようなレベルで、きっとわかってる。
ちなみに、わたしは公式でおなかいっぱい。
セーウとカグヤの関係が好き。クラに対してセーウが決闘を挑んだときの優しさが好き。クラがラグナハーンを想った優しさが好き。イドゥが自分に厳しいところが好き。バンヴィヴリエの冷静な目線が好き。カガミの兄としてのエゴも好き。カグヤの賢さが好き。
生ける武器の主たちは、みんな一途でいっぱいいっぱいで、だから好きになれる。
死ぬこともなく、ひたすら闘っていくしかないのに、それでも、生きる意思が誰よりも強いってすごいことじゃない?永遠に生きることが出来るのに、それでも、尚、生きることを渇望している。
生きることを真実思って居なければ、生ける武器の主にはなれない。すごいなーって思う。
セーウはあんなに壊れているのに、それでも、奥底から生きることを願い続けていたのかと思うと、ゾクゾクする。
あーわたし、クラと奥さんとか、ラグナハーンとか見たかったな。
きっとクラは奥さんが死んだとき、イドゥが死んだときと同じくらい泣いたのだと思う。もちろん、イドゥがクラより先に死んでも同じだったのだろうな。
わたしが思うに、イドゥよりクラの方が執着心強いと思うのよね☆
次は、『レプリカマスター』と『原獣文書』でも読み返そうかな。この二つは続いてる話だから、ちょっぴり嬉しい。