60歳のラブレター(
http://www.roku-love.com/)
ラジオを聞いていたので、存在は知っていました。
たまたま、社長の机の上に、これの小説が乗っていて、部長に『これ、読んでみたいんですよ!』と言ったら、映画のチケットを住友信託銀行の方から頂いたというじゃありませんか。
ください!と言ったら、簡単に頂けたので、行って来ました。
劇場に行って思いましたが、夫婦が多いです。それも、中年以上の夫婦が多いです。母子二人で行ったら、なんだか場違いみたいな感じになってしまいました。いいじゃん、夫婦じゃなくっても!(笑)
見たかったんだもん!
というわけで、久々の邦画です。
劇場で映画を見たのは、いつ以来でしょう…『怪盗二十面相』?これも、試写会だったような…
今の洋画に比べれば、外れる可能性は低いんですが、一抹の不安を抱きつつ。けど、すごい楽しかったですよ。
わたしが結婚したら、綾戸智絵のところの夫婦みたいになりたい!悪態をつきながらも、やっぱりお互いがお互いのことをちゃんとわかっているってとても素敵なことがと思いました。
主軸の夫婦は、たぶん、日本の中で一番多い夫婦なんだろうと思いつつも、こんな風にはなりたくないと思いました。失って初めて、その大きさに気付かれるよりも、もっと前から互いを必要としあっていたいじゃないですか。『結婚は地獄』と子供に言わせるような関係は嫌です。
プラスで、戸田恵子のところの50代のもどかしい恋愛も可愛かったです。
二人とも純情だ!すごい純情だ!人を好きになるって、エネルギーが必要なことなんだ!と思わされました。若ければ若いほどに、ただ、好きなだけで側にいることが躊躇われなくて、年を重ねるにつれ、好きなだけでは一緒にいられないんだぁ…って感じがしました。
けど、若くない分だけ、恋が大事にされそうです(´▽`)
やっぱり、これは夫婦で見に行ったほうが楽しいと思います。
旦那さんは奥さんのことを今まで省みてきただろうかと思うだろうし、奥さんは旦那さんのこんなところが腹立たしいのよ!と共感することでしょう。
とりあえず、見終わってから、人にちゃんと思っていることは伝えたほうが良いのだと思えるようになります。
さあ、坂を自転車で上って、ちょっとした丘の上から朝日を臨みつつ叫びましょう。
『雫、大好きだー!!!!!』
そんな気持ちになりました(笑)