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背表紙のファンシーさからは想像のつかない、濃いタイトルの本です。
白がベースのカバーにピンクで、ガーリーというよりもファンタジーの要素が強いフォントでタイトル。表表紙に写、ハートにかたどられたスペースに微笑むゲイ男性の写真。
写真も可愛らしい男性をセレクトしていて、全体的にファンシーで可愛らしい。
可愛らしいけれども、その本のタイトルは『ゲイ@パリ』なのです。衝撃的ですね、インパクトが半端ないですね。
この本は、図書館でジェンダーの本(ジェンダーフリーについてであったり、男女共同参画の本であったりがありました)が並んでいた、端っこのほうにありました。本棚は大抵、左詰なので、右端の最下段にありました。
普通の人は近寄らないところに、ひっそりといたわけです。

この本の出版は2006年。今から遡ること4年です。作中で取り上げられている、同性婚の話題をそういえばテレビで見たことがあるような気がします。
なんとも懐かしい気分です。それだけ、時は進んでいるので、もしかしたら、現在のフランスはまた違った姿になっているかもしれません。でも、とても面白い本です。
同性愛ということについて、社会がコレほど取り上げていたのだとはじめて知りました。
レインボーカラーの意味も、ゲイ・レズビアン・トランスジェンダーのイベントがあるのも知っていましたが、海外ではこれほどまで…!
すでに同性での結婚が認められている国があるのも知りませんでした。フランスのパクスについては知っていたのに…不思議ですね。これはとても衝撃的です。日本が閉鎖的であることを改めて思い知らされますね。
とはいえ、日本では男色自体は認められてきたはずなんですけどね、文化的に。大学時代に『江戸の男色』を読んだときにビックリしました。稚児についての知識はありましたが、男を知らなきゃ粋じゃないなんて時代があったなんてね!

本の後半は政治家、または同性愛者の権利に関する活動を行っている方へのインタビューでした。
これがとても面白く、これを日本の政治家にしたら、どんな返答が返ってくるのだろうかと思いました。
ちなみに、うちの親に、自分の友人が同性愛者だったらどうか。また、子供が同性愛者だったらどうか。と聞いてみたところ、子供についてはショックだと返ってきました。
親ってきっとそういうものなのでしょうね。
ゲイ・フレンドリーの国に行ってみたいです(笑)



関係ないですが、緋色の記憶のデータがまた吹っ飛んでいる衝撃。
扱いが悪いんですね、わたし。やり直します。一日15分はやります。

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