バイス&バーチュ オードパルファム。
コスメデコルテから、3月16日に発売される、新しい香水です。
これはムエットの画像です。わたしはボトルをひどく愛すると同時に、ムエットにも愛を注いでいます。ボトルは香水とセットで、その世界観をあらわしていますが、ムエットも同様だと思うのです。
美しいボトル、美しいムエット、そして、香り。その全てで、その香水を現していると思うのです。
あぁ…素敵。
うっとりと、いつまでも眺められます。えぇ、わたしは香水が大好きなんです。
ボトルは画像が手元にありませんが、とても特長的な姿をしています。
通常、ボトルというのは、ひとつの噴霧口しか持たないのですが、これは二つあります。なぜなら、二つの異なる香りのボトルが、ひとつになっているからです。
1プッシュすると、二つの香りが同時に噴霧され、噴霧された先で交じり合い、ひとつの香りとして完成するのだそうです。とても、斬新なアイディアだとは思いませんか?新しい表現だと思いませんか?
インパクトのあるボトルだと思いましたが、アトマイザーには一体どうやって移し変えればよいのでしょうね。
まあ、5月になったらミニボトルが販売されるそうなので、持ち歩きたければ、そちらを持ち歩けって言う話でしょうかね。フルボトルは独特の形で、持ち歩きには不便なので。
正直、単独では立たせられないマックスマーラの、今は廃盤となってしまった『ル・パルファム』の方が、持ち歩きには向いていました。
肝心の香りですが、トップはフローラルフルーティー。どちらかというと、フローラルの方が強めで、厚く重たい柔らかい香りでした。クロエの香りをちょっと思い出す感じです。
ミドルから先は、わたしの肌では、柑橘系が強く出ました。思いの外、明るく爽やかな香り。
トップの重たさが好みだったので、これは拍子抜けと同時に、残念な気持ちになりました。あのまま続いてくれればよかったのに!
まあ、この香水のテーマは二面性なので『淑女と無邪気な少女』という表現が、わたしの肌の上ではされましたね。
背徳と美徳がテーマだったんじゃないのか…orz
くそーと思いつつ、BAさんに『これは国内向けで、海外向けの商品もあるんです。そちらは外国の方が濃い香りを好まれるので、濃く作ってあるんですよ。海外でしか手に入りませんけど』といわれたのを思い出しました。
海外向けか!わたしの鼻は海外の人の好みに近いので、気に入るかもしれません。
ただ、この香りに12000円は高くありませんか?
ゴルチェクラシックや、ルフードゥイッセイライト、シャリマー、ランスタンマジーを狙うわたしですら言いますよ、高い!