秋よ、早く、秋よ、来い!
夏など、一足飛びに越えて、秋よ、わたしのところへ早く来い!!!!
今まで、一冊でひとつの話としてくくれていましたが、今回は違います。5巻とワンセットです。
そうです、何故か一年に一冊のペースで出ないのね…と不思議に思っていたら、こういうことなのね!
読みたい、読みたい、読みたい!続きが早く!
ちなみに、発売日は今日です。
昨日、フライングで手に入れるために、本屋に行ったらなくて、電車に乗って別の本屋へ、本屋へ…と足を運びました。
読みたかったのよ、RDG4。
ちゃんと手に入れて、昨日の夜、にやにやしながら、深夜にかけて読みました。読まなければ、心が落ち着かなくて眠れなかったし、手に入らなかったら、わたしは落ち込んで元気をすっかり失っていたに違いないわ。
今回は文化祭の話です。
泉水子が少しずつ、自分と向き合っている姿が可愛いです。こうして人は成長していくのね…荻原作品の女の子はみんな一様に可愛いです。恋は人を変える(笑)
そうです、今回の泉水子は自分で自覚しないうちに、深行に恋をして、それに翻弄されているのです。オネーサンはもう恥ずかしくて、にやにや笑いが止まらないわ。青春してるね、泉水子!!
そして、物語が後半、クライマックスに突き進もうというのがわかるような展開です。
姫神とは何か、そのヴェールがどんどん剥がされていきます。
その剥がされたヴェールの上で、過去の1〜3巻を読むと、伏線が続々と湧いて出るのだから楽しいですね。そこここに隠された秘密が暴かれていきます。
そこから導き出された答えを当てはめて、次の秋を待つのです。
そう、『姫神にさせないで』、『生じさせないで』はここにかかる。『星に組するもの』にかかると知ったとき、なんとなく姫神とは何かが見えた気がします。
まだ、言葉にするには薄ぼんやりとしたものだけれども、もしかしたら…と高揚する気持ちが抑えきれないのです。
まあ、泉水子と深行のカップル成立も間近だと思っているからかもしれませんがね!
姫神の願いをかなえるのは、泉水子と深行ですね。端的に言ってしまえば『愛の力』にでもなるんでしょうかね。
荻原作品のカップル成立はラストもラストなので、二人が共に手を取り合って『バルス!』とでも叫べば良いと、とか思っています。
読了後、あまり間がなく、まとまりきらない状態で書いたので伏線やらなんやらが書けていませんね。
後日、1〜4巻をじっくり読んで、先を推察してみようと思います。
荻原作品は、いつまで経ってもわたしの中で輝く珠玉の作品です。