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評価:
恩田 陸
幻冬舎
¥ 680
(2007-10)
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恩田陸、久々に読みました。
たまに読みたくなるんですけど、SFオチとかあまり好きではないので、食指があまり伸びないのですよね。
わたしはSFだったら、もっとどーんと大スペクタクル!!みたいなのが好きです(笑)
この小説、読んでいると主人公兄妹は、高校生と中学生のように錯覚してしまうのですが、中学生と小学生なのですよ。
幼いのに、こんなにしっかりしているのものなのかしら?
そうです、小説を読んでいて時々思うのが、こんなに幼いのに、この論理思考はありえるかと言うところ。思いません?自分が幼い頃を思い出して、こんな風に思っていたか。わたしはきっと思っていない。
あー不思議!
大雑把な流れは、離婚した夫婦にそれぞれ引き取られた兄妹。
たまの家族旅行で遺跡巡りをしていたら軍事クーデターに遭遇。夫婦と兄妹は離れ離れとなり、両親は子供を助けるため、子供は生き延びるため密林からの脱出を試みる。さて、彼らは再び出合うことが出来るのか!?
な感じです。
読みやすいし、わかりやすいから、楽しい。
ニコが異常に優秀で怖いですが、小説だからね!普通に考えて、ジャガーとか怖すぎるからね!
英語とスペイン語と日本語を操れる14歳に出会いたいものだ。