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評価:
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Landkarte
¥ 2,317
(2013-04-13)

さて、最後の二人はまとめてやりました。
順序としては、杏紅→永祥。
ほかのルートをやっている最中、もしかして永祥が全ての鍵を握ってるんじゃない?と思ったため、急遽、彼を最後に。

まずは杏紅。
ストーリーの最初からやると、必ず彼女から始まるので、重要なキャラクターだとは思っていました。
全体ストーリーの中で、彼女の両親がやったことは要ですからねぇ。
その割には、杏紅ストーリーは突然で、あれあれ?ってところが多いのは、女性キャラだから?百合エンドは乙女ゲームでは需要ないってことなのかしらねぇ。百合エンドもうまい具合にやれば萌えるんですよ!

杏紅ルートはやっぱり、彼女の両親についてがメインです。
両親は何をやっていたのか知りたい!と探すわけですが、合間合間に幼いころの春霞の話が出てきます。
永祥だいすき!な彼女なので、彼に大事にされている春霞に嫉妬したり憎悪したり、とても複雑な心境だったんだなーと、しみじみ。
そうだよね、そうだよね。迎えに来てくれて、自分だけが特別だと思ったら、特別なのは別の子で、自分はその子のためだけに用意されたと思ったら、普通はぐれるよね。
ぐれない杏紅は一途かわいい。
気がついたら春霞もかわいくなってきちゃった杏紅かわいいよねー。
でも、いきなりわたしの主になって!はちょっと、えぇぇぇえ!な感じが否めません。
最後に二人が幸せそうなので、なんでもいいかな!符術師同士で契約しちゃうと世界閉じるね。


永祥はなんだかね、いろいろ持っていきやがったよ。
実は僕、こんな設定なんです!のオンパレードでどれもこれも好みなんだよ、ちっくしょう!
美形で一途で排他的な愛を語るド変態が大好きなの!(言っちゃった)
ストーリーは一番ボリュームがあったというか、伏線を次々に暴くルートだからこんなものかな?
主人公が父親としか見ていない人を、男性として捉える、という過程に違和感があるというか、恩義があるから男として考えてみようと思いますでスタートして、あなたは男です!と認識できるまでが短すぎないか?
自分に置き換えて、父親を男とみるなんて無理だよ?
あらかじめ、異性として認識していた描写が欲しかったなー
でも、二人でとわに永劫に幸せになってね!と言いたくなったので良し。というか、永祥に萌えてしまったから何でもいいわ。

実は、公式ファンブック買いましたが、メイン3人分の後日談しかなくてへこみました。
欲しいのは永祥!永祥の後日談ください!
乙女ゲームに関しては、オールキャラギャグでない限り、公式以外での補給をしないので、萌えきらないとツライの。

昭和の香りがするのは昭和の作品だからで、公務員があまり裕福な感じじゃないのは高度経済成長のころだからでしょうね。
賄賂はあれど、民間企業のほうが給料がよかった時代ですからね…。
主人公は農林省のノンキャリの役人。ノンキャリができる出世には限りがありますが、その限りある頂点を目指してがんばっている人なので、じゅうぶんに優秀だと思います。将来、自分がどこまで上り詰められる過まで考えるノンキャリって珍しいような気がする。

そんなノンキャリの星の奥さんが亡くなった。出張中に、化粧品店で。
もともと心臓の弱い奥さんだから、死ぬこと自体は致し方ないと受け止めてはいたものの、死んだ場所が気になった。
俳句を習うようになってからは、さまざまなところに出歩くことが増えたけれども、なぜ、ここで死んだのだろう?
心臓が弱いから、とセックスもしない坂道も極力避ける、心臓に負担をかけない生活をしていたはずなのに、坂道をのぼり、その半ばの化粧品店に助けを求めたのはなぜだろう?

このなぜだろう?が彼を追い落とす。
奥さんが亡くなった場所は、俳句のために通った場所でも、ほかの習い事でも聞いたことのない場所。
彼の聞かなかった場所で亡くなった奥さんを追って、奥さんの浮気を知る。
まあ、ここら辺で頭がいいのも考え物だなって思いましたよね。こんな推察力がなければ浮気をしていたことも知らずにすんだわけだし、殺人なんて犯さなかったわけだし、もう少し馬鹿だったら良かったのにね。と少し哀れに思う。
矜持が身を滅ぼすなんてことはよくある話だけど、この人の場合は頭のよさも起因していると思えて悲しい。

殺人を犯した理由は、ただ突発的でも、それにいたるまでもうまい具合に保身をしているので、本当に頭がいいって罪!
いっそ無様に現行犯で、または数日で捕まってしまえばよかったものの、彼は捕まらなかった。
用心に用心を重ねていたから、加えて、運も良かったから、見つかることもなく普通に仕事をして、うまくいけば時効まで逃げ切れたかもしれない。
当然、多少の良心の呵責はあるけれども、そんなものは自らの役人魂に比べたら何のその!
ただ、用意周到が過ぎて捕まってしまうのだが、これも彼の手腕が上等すぎたからですねぇ。彼の頭の中のシュミレーションは完璧だったけれども、人心は操作できないもので、藪から蛇をつつきだしてしまった。
そのときの彼の心情といったら、ねぇ。
全てがうまくいっていたはずなのになぜ?完璧だったはずなのになぜ?全てが終わる。役人としての輝かしい昇進も、今までの努力も、静かな老後も何もない。
一瞬の恐慌を思うとたまらない。

聞かなかった場所なのだから、そのまま聞かなかったことにすれば良かったのに。
彼の頭脳の不運を思う。

評価:
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Landkarte
¥ 2,282
(2013-04-13)

プレイ期間に間ができてしまいましたが、やりましたよ、洛泉ルート!
実は、別のゲームも人に借りまして、これをやらねば先に進めないので、いざスタート!

洛泉は最初からプレイできるキャラクターです。
わたし好みのイケメンだから、後に回そうと思っていたのですが、初期クリア可能メンバーのストーリーは、ちょっと展開が急すぎて、うーん?という感じだったため先にクリアすることにしました。
いずれのキャラをクリアするときも、最初、汪明ルートをやっておいてよかったなーと感じています。
やはり、一番最初にやっておくべきは王道キャラクターですねぇ・・・。

洛泉はちょっと影のある王子様キャラですね。
顔は冷静沈着、でも、心の中は熱い!そんなタイプ。
どストライクですよー!

でも、あれですね、いきなり春霞に心を惹かれたのが唐突で、んんん?!と思う気持ちをとめられません。
と同時に、春霞と両思いになったとたんに全力めろめろ。ツンデレのデレ全開ですよ。ふひひ。
翔侠と異なり、春霞にキスしたあとブラックアウトするので、これはやりやがったな!!!とにやにやしています。チェリボーイとは違うね。生粋の王子様は手も早い(笑)

一番最後は大円団!という感じですが、彼は砂蜥蜴のままのほうが話は面白かったかもしれないな。

松本清張はドラマ化されている作品が多く、別に小説読まなくてもなーと思っていたのですが、最近人気の作家さんたちに食指が伸びなかったので手にとって見ました。
結果、すごくよかった!

どうやら、わたしの世代というよりも、わたしの母の世代に人気の作家だったようで、今の村上春樹のようなものだと教えてもらいました。
確かに、とても読みやすい文章で、わかりやすいに、日本語も綺麗。
日本文学にカテゴライズされる夏目漱石あたりよりも現代の文章で、でも、今の作家は使わない単語や漢字がちょいちょい。本を読みなれていない人には、少々読みにくいといわれてしまいそうですが、わたしはいける。大丈夫。
むしろ、問題なのは時代背景。

初出典が昭和31年ですってよ!昭和31年!
うちの母ですら赤ん坊の時代。この時代に書かれた話なので、ところどころ、はぃぃぃぃいい?となる箇所がちらほら。
男女のお付き合いとか、貨幣価値とか、天皇万歳!なあたり、もう時代が違う。共感というか、タイムスリップ。大河ドラマか朝の連ドラか!という具合。
でも、こんな時代から人の心模様は変わらないのだなぁ・・・としみじみ。
殺人事件やら、凶悪犯罪が増えても、結局、心にすんでいるものは今も昔も変わらないんだなぁ。

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