|
評価:
松田 恵美
祥伝社
¥ 1,404
(2015-11-27)
|
本のタイトルだけ記録してもすぐに内容を忘れてしまうことに気がついた30代。
中身のあまりない本を読んでいたということかもしれないが、まあ、それは別にいいだろう。
去年の夏から着物にこっていて本も読んでいるし着ている。
着物は普段着に使うにしてもルールがあっていちいち面倒くさい。
面倒くさいが、小物で遊べるという粋な楽しみ方ができる。
が、野暮と粋の瀬戸際がわからない。
洋服のこなれ感とかいうのだって未だによくわかってないのだから、そりゃあ、粋がわからなくてと仕方ない。
だったら人のコーディネートを参考にしちゃおう???
着ている写真ではなくイラストなのだが、いずれもカラフルで美しい。
着物は柄on柄で楽しめる物だし、見ているだけでも楽しめる。
作者はいわゆる現代柄を好む人で、それを基本として描かれているから尚更に華やかで綺麗だ。
この現代柄もあと100年と経たないうちに銘仙と同じくアンティークで貴重な色柄になるのだろうか?
だとしたら、この本はその貴重な資料になりそうだ。
着物はフォーマル以外は自由でいいんだ、と思える1冊なので是非おすすめしたい。
日本の伝統云々言うなら着物も着られてなんぼよね!