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何度読んでも最初の頃の鈴と祥瓊がしんどくて。
わたしはどちらかというと鈴と思考回路が似ているため、空想に逃げて自分を慰めてしまい、ああ、こりゃいかん。と思い出します。

だいたい同じ年頃の女の子3人の話で、それぞれの境遇は違えど悩んでいる。
わかるわーこんな卑屈になって悩むことあるわーと思うと同時に、他方はまた違う悩みを抱えている。
誰かが一番つらくて頑張っている、などということはないのだと再確認できます。

上巻までではまだ全員大集合にはいたりません。
それぞれがどのように悩んでいるかが、書かれているだけです。
卑しい自分とどのように向き合って、どのように奮起するのか。
わたしたちはいつも己と戦わなければいけないのだよなぁ
それが一番難しいのです。

広い家のほうがいいような気がするけれども…というのを前提にした本。
広い家を選ばなかった人は何をどう暮らしているのか。

我が家は子供がひとりいて、いずれは個室を欲しがるだろうと推測しているのであまりにも狭い家には住めない。
かと言って90平米を超える家もいらないだろうと思う。
70平米くらいじゃないかな?と思っている(わたしは)

狭い家を選択した人はだいたいが職場と家が近いことを選んでいる。
今の都心回帰と同じ論理で結果的に狭い家を選んだことになる。
確かに、わたしも住めるならば文京区あたりに住みたいなぁとら思うが、程よく田舎な雰囲気も好きなのでやや郊外が好きだ。
居住する場所は好みによるので、あとはそのエリアで予算に見合った広さになるのだろう。

ちなみに、スペースをつくるためにミニマリストになり炊飯器もレンジもない!というような生活はわたしにはできない。
こじんまりしていて、それはそれで興味はあっても40平米以下の家も選べない。
参考になるのはその収納方法だと思う。
わたしは階段が収納になってるのがとても可愛くて好きだ。
真似できることは少なくとも片付けの気合が入るし、家を広く見せる方法が書いてあるので参考になる。

わたしも洋服はハンガー収納にしたいなー!

皆さんよろしいですか、汕子かわいい!
さあ、もう一度よろしいですか、汕子かわいい!

十二国記でイチオシのキャラクターのひとりは汕子なわたくしです。
見た目も可愛ければ、性格もキュート。
というか、女怪は一様に麒麟が一番な情に厚い生き物なので、みなこのように可愛いのかもしれません。

十二国記の刊行順では新潮社から出た魔性の子が最初で、そこに登場する高里要の幼少期の話になります。
月の影 影の海が王、もしくは一般人からみた十二国記を解説する話なら、これは麒麟からみた天の理を、麒麟という性質を説明する一冊と言っても良いでしょう。
麒麟がどういう生き物なのかわかりやすいですね。
あと蓬山の仕組み。

解説あとがきに多い、魔性の子を書いた時からこのように壮大な話を考えていたのだろうか、という文句にいつも同意する。
でも、ある程度形になってないとあのような話は書けなかったのだろうな、とも思うわけで、小野主上の頭の中を覗いて他国の話も見てみたいと思う。
あー新刊はいつですかー

とりあえず、読み返すたびに某かを新しく考えてしまう本なのです。

人生で十二国記を読み返すのは何度めか、数えるのは辞めにしましょう。
読み始めたら、なんだか全部読まないと気がすまなくなってしまっていけませんね。
小野主上は素晴らしいお方です。

十二国記の短編集です。
戴の話はほのぼのとしていて、ああ、この二人がせかせかのほほんと国を作る話が読みたいなぁ と思いました。
まずは二人が無事に再開できることを願っているのですが、再開はいつですか?!
続きが非常に気になる国です。

芳の話は男が男に惚れる話というか、惚れてた話ですね。
なんかもう、あんたァそいつのことが本当に好きだったんだねぇって言いたくなりますね。
BLな感じではないのですが、心苦しさは伝わります。
人に恥じない自分であることと、他人にとっても良い人であるかは別なんですね。
難しい。

楽俊と陽子の近況話の書簡。
友達だからこそ、言外のことを察してあげられるし、ほんの少し背伸びしあって高められるのかもしれません。
わたしは楽俊が大学を卒業してからどこに行くのかが気になるところです。
巧に戻ってもまだ半獣は職につけないだろうし、それまで雁で働くのか諸国を巡るのか。
楽俊はお金の心配をしていたからどこかで働くでしょうね。
いつか巧に戻れたら良いと思います。

才国の話は心が痛いばかりですよねー!
心にグサグサ刺さってしまい、ほんとすみません、すみません、としか出てきません。
采麟が後に穏やかな暮らしができるのだと知らなければ血を吐いて死ぬ…みたいな気分になります。
王とは本当に難しい。

最後の利広と延王の話はニヤッと。
利広の口から語られる慶国がとても良い感じなのは読者として誇らしい(?)です。
この後に泰麒を助けるべく波乱があるのだと思うと、慶は本当に最初の10年を良い形で乗り切れるか心配ですが、きっと成すと信じています。

男性向けの着物本は新書なの〜と不思議な気持ちです。
今夏、子供に浴衣を縫い、家族全員浴衣で出かけるというのを何回かしたら楽しくなってしまい、夫にも着物を買おうと読んでみた本です。
着物を着る男性ってブログランキングの上位にも出てきませんし、本も絶対数が少ないので何を読むか迷ってしまいますね。

一応、着付けも載ってる本なのですが、新書で着付けを解説するというのは難しいですね。
言わんとしてることはわかる、というのはやはり着てるからだと思うので、着付けのみを見たいならフルカラーの解説本が他にもありそうです。
でも、男性が着物を着るならこれがあれば!というのは網羅されているように思います。

というかですね、男性の着付けに必要なものを見ていると女性はなんと小道具と格と組み合わせにうるさいことか!
こんなに簡単に着られてしまうなら、夫に着物を買うのに躊躇いが生まれませんね。

秋にもみんなで着物でおでかけできますように!

楽俊の登場です。
十二国記ファンなら誰しもが一度は通るであろう、あー楽俊癒やしか!天使か!の始まりですね。

上巻で陽子は帰りたい、なんでわたしばっかりこんな目に会わなきゃならないんだ、とばかり考えているわけですが、そのような考えを変えさせた楽俊です。
裏切られ、騙され、傷ついた人をよくもここまで!と感心するしかありません。
ただ、信じて待つことを難しさを感じますね。

あと陽子の『至らない』という言葉が好きです。
自分を卑下しすぎるのはいけませんが、把握した上で『至らない』と恥じ入る陽子は確かに王だと思えるのです。


ところで新刊はどうなったのだろうと調べてみたら、原稿が!と書かれたのは2014年が最後でした。
続きが読めれば民は文句など言いますまい、主上!

人生で何回も読み返す本は買う主義のわたしなので、ホワイトハート版持ってます。
講談社文庫版はないなー
しかしですよ、新潮社文庫版みました?
持ってるしーとノーチェックだったわたし馬鹿じゃないの?
表紙、描き下ろしじゃないですか〜!
挿絵も描き下ろしじゃないですか〜!
そんな感じで中身もさることながら、イラストにも大興奮して読みました。
今回、上下巻が別なのは表紙をたくさん見たいからですよ!

上巻では陽子が十二国記の世界に来てから本当に動けなくなってしまうまで。
楽俊の出番は下巻からです。
陽子を変える大きな契機になった楽俊、こちらもモフモフの描き下ろしに期待です。

恩田陸ワールド全開な短編集。
ホラーもミステリもファンタジーもなんでもござれといった感じで1册で何度でも美味しい。
でも、短編集を読むと、あー!この話のもっと長いやつが読んでみたいー!ってやつがありますよね。
短いからこそ楽しいものと、長いからこそ楽しいもの。
どっちもまた楽しみたいので、今度は長編が良いな。

昔懐かしいライオンハートがまた読みたくなりました。

夫にも着物を着てもらおうと読んでみましたよ。
浴衣は夏なら許される雰囲気があるけれども、着物は少々敷居が高いし、ルールがあるので事前に知識があって損はありません。

和服がイメージしやすいよう、最初に四季の洋服と和服を並べているので、こんな感じか〜とわかりやすいです。
そのあと小物について、生地について、着方について。

女性向けの着物本をそこそこ読んだ後だと、男性の着物は色合いが地味だし、格の違いも柄行きもルールがうるさくないし、なにより小物が少ないのが羨ましい!
カラフルな着物だと笑点か歌舞伎みたいになってしまうのは残念です。
男性のほうが緩やかに洋装に移っていったのもあるんでしょうけど、随所に洋装を取り入れられるもの良いと思います。
女性は衣紋は抜くけど、襟は前でしっかり締めてしまいますからね、もっと前も後ろもゆるゆるにして着たいものです。

男性の着物導入としてはわかりやすいと思うので、チラッと夫に見せてみようか、それともネットでサクッとビギナーセットを買って渡してしまうか。
正直、1着目の和服を呉服屋で仕立てるのは生活に必要だ!という場合を除いては不要だと思います。
お手頃価格と呉服屋さんが言っても、4万とかですからね。
興味が出たらまずネットで安いの買って試してみましょー

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